弁証法的行動療法(マインドフルネス)

弁証法的行動療法とは、「第三世代の行動療法」といわれる近年、臨床現場に普及している心理療法です。

人はあらゆる出来事に対して、ネガティブな感情やポジティブな感情を抱きます。弁証法的行動療法では、そのどちらの感情もその人にとって大切なものだと考え、起こった感情を否定するのではなく、ありのままになんの評価もせずにまず受容します。(自分の心をありのままに受容することで、行き詰まりの状態を打開するような心の変化がおこり、予想外の考えが見つかることがあります。)

この弁証法的行動療法のスキルトレーニングの1つとしてマインドフルネスがあります。マインドフルネスは、弁証法的行動療法の中核に位置付けられているスキルトレーニングです。仏教の瞑想やヨガに共通点が多くあり、脳科学的にストレス軽減、集中力の向上などの効果が実証されています。アメリカでは政府機関やGoogle、Facebook、Intel、マッキンゼーなどの大企業が取り入れて効果を上げています。

L-plusでは、弁証法的行動療法を用いて、心理カウンセラーが丁寧に心理カウンセリングを行っています。

弁証法的行動療法とは、「第三世代の行動療法」といわれる近年、臨床現場に普及している心理療法です。「注意をどこに向けるか、不快な気分や感情が生起するのは避けられないので、それに対してどのように距離をおいて対処できるかということをコントロールする。」ということです。
つまり「思考を変化させずそのまま受容すること」そして従来の認知行動療法の「変化させること」のバランスが重要とされています。

例えば、ネガティブな思考が生起した時、そのネガティブな思考を評価せず受け入れます。
どんな事にもその反対の面があり、良い面もあれば悪い面もあります。そのどちらも自分の大切な感情であるので、両方を感じ取り「今をありのまま、なんの評価もせず受容する」と心にブレークスルーがおこり、予想外の考えが見つかったりします。