真剣交際まじかのお断り・・・その時心は。カタルシス効果

みなさま、こんにちは。

名古屋の玄関口、名駅JPタワー名古屋にあります、異性とのコミュニケーションが苦手な方のための「婚活相談クリニックL-plus(エルプラス)」の心理カウンセラー中村です。

弊社の会員さんたちもみなさんお見合い、仮交際と進んでおります。
その次にくる「真剣交際」は成婚するために最も重要な段階となりますが、お相手との気持ちのズレがあると、なかなか真剣交際には進めないようです。

先日、真剣交際に移るか否かの会員さんがいらっしゃいました。私も会員さんも当然真剣交際に移るものと思っていましたが、突然の仮交際終了の連絡がきました。
内容は割愛しますが、その時の会員さんのショックはかなりのダメージでした。第三者である担当の私でもショックでしたたから、会員さんの事を思うと・・・慰めの言葉が見つかりません。

お電話で事実をお伝えして、まずは現実をしっかりと受け止めていただくこと、少し落ち着くのを待ってからの5日後に面談をとりました。

やはりお断りをされることは辛いものです。お話を始めてすぐに会員さんの瞳からは涙が溢れて止まりません。
実はこの涙こそ「カタルシス効果」です。

カタルシスとは「心の浄化」といった意味で使われている精神分析用語ですが、涙を流すことにより、哀しみや怒りなどの感情を一緒に吐き出す効果があります。それにより不快な気持ちが取り除かれ気分が落ち着きを得て楽になります。

普段感情を出すことのないとても穏やかな会員さんですが、涙を流すことで、胸に詰まっていた哀しみや怒りを少しづつ言葉で出すことができました。

心理カウンセリングの場面でよくみられる作用で相談者がカウンセラーに気持ちを吐き出すことで徐々に楽になってくることができたようです。

では、一人でも泣きながら気持ちを言葉にすればカタルシス効果は得られるの?と思いますが、一人で考えていてもなかなかカタルシス効果を得るまでにはいかない理由に、頭の中で物事を考えていても自分の心と向き合うことが苦痛だったりするので、辛い気持ちから目を背けてしまいがちで、辛さを吐き出せないからです。

一般的に女性が友人に愚痴を言ってスッキリすることも、このカタルシス効果です。つまり誰かに話すこと、涙を受け止めてくれる相手がいることがカタルシス効果には重要です。

会員さんは約1時間の面談で少し気持ちが楽になった様で、その後またお見合い、仮交際と頑張っています。
もちろんそれでも何度か気持ちは塞いでしまったりしますが、それでもいいんです!自分の気持ちを否定せず、「こんな気持ちになってもいいんだ」と受け止めていくと、不思議と胸の苦しみは楽になっていきます。

また「どんな時も心理カウンセラーがいる。」ということが、会員さんにカタルシス効果をもたらしている一因になっていればと願っています。

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L-plus(エルプラス)では認知行動療法、弁証法的行動療法(マインドフルネス)を基に考案した、自信を取り戻し、コミュニケーションの苦手意識を克服するための心理メソッド「L-plus法」をご用意しております。
強制事は一切なく、無理なく安心して受けていただけるメソッドですので、コミュニケーションが苦手で婚活に苦戦を強いられている方はぜひお尋ねくださいね♪

心理カウンセラーが精一杯のサポートをさせていただきます。

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